ホリー絵日記

英国はスコットランドの片田舎で「香ばしいまでに自由なスコットランド人夫」と「こじらせた日本語を巧みに操る年子の娘達」の言動を日々記録した絵日記ブログです

2015/12

チハナ(12)が素朴な疑問を投げかけて来た。さすが自称「無敵の男」! ...





チハナ(12)が
素朴な疑問を投げかけて来た。







さすが
自称「無敵の男」!








12月27日――コリン(グランパの長男)一家が親戚一同を招いてパーリーを開催した。約束の時間は3時だがパーリーには遅れて参加するというのがスコットランドのマナー(?)。我々は、3時20分と言うなんとも良い感じの時間帯にコリン宅へ到着した。だがしかし到着してから1 ...





12月27日――

コリン(グランパの長男)一家が
親戚一同を招いて
パーリーを開催した。

約束の時間は3時だが
パーリーには
遅れて参加するというのが
スコットランドのマナー(?)。

我々は、3時20分と言う
なんとも良い感じの時間帯に
コリン宅へ到着した。

だがしかし
到着してから10分と経たぬ間に
旦那に1本の連絡が入った。

「今から仕事ダッテ・・・」

つくづく運のない男だな。
と、感銘さえ受ける。

とりあえず
何かつまんでから
仕事に向かおうとした旦那だが


コリンの嫁が
不在の為
何も用意されて
いなかった。



その上
コリン宅4姉妹もなぜか
ことごとく不在。


なぜ「3時に来い」
と言われたのか
謎は深まるばかり。



結局何も食べる事無く
旦那は私達3人を置いて
職場へと向かった。

30分後――

私はある事を思い出し
背筋を凍らせた。

やべぇ。
家の鍵
車の中だ!!


私は自分の車で移動する際は
鍵の紛失を回避する為
車の中に家の鍵を置いておく
癖が付いている。

コリン宅までは
私の車でやって来た。

すなわち、家の鍵は
今グラスゴーか!?

慌てて旦那に電話を掛けた。

「グラスゴーまでは
自分の車で来マシタ。
家の鍵ならホリーの
車の中にあるのを見付けたから
そのままにしてマスヨ☆」

お前、なかなか
出来る子だな!


その場にいた親戚一同も
歓声を上げ彼の功績を称えた。

午後9時――

キース(義妹ジルの夫)が
我々3人を自宅まで
送り届けると志願してくれた。

すると突如
目の前に現れた
無駄にデカイまさかのバスに
我々はたじろいだ。

さすが
バス会社の
御曹司は違うな。


首がもぎ取られそうになる程
粗い旦那のそれとは相反し
惚れ惚れする安全運転を
魅せ付けてくれたキース。

お蔭で道中は
快適な時間を過ごし
自宅前では
マイクロバス横付けという
なんともVIP待遇を味わえた。

そんなキースに
お礼とお別れを伝え
私は家の鍵を取り出す為
自分の車に向かった。

――数秒後

私の断末魔が
静寂に包まれた闇を引き裂く。


まさか
車がロックされて
いるとはな。



ウィンドウ越しに見える家の鍵に
愛しさと切なさを覚えながら
ウチの旦那はやはり馬鹿なんだと
再認識した雨の夜――

お向かいのリンダおばちゃんに
我が家の鍵を預けていて
本当に良かった(真顔







クリスマス・ホリデー前私の家の鍵が突如消えた。旦那がうっかり職場に持って行ったのだろうか。いやさすがにそれは濡れ衣だろう。私はそう思い直し再度思考を整理した。そう言えば以前猫達が私の家の鍵で遊びまくってたな。なんせ私の鍵には猫まっしぐらの鈴が付いている。 ...





クリスマス・ホリデー前
私の家の鍵が突如消えた。

旦那がうっかり
職場に持って行ったのだろうか。

いや
さすがにそれは濡れ衣だろう。

私はそう思い直し
再度思考を整理した。

そう言えば以前
猫達が私の家の鍵で
遊びまくってたな。

なんせ私の鍵には
猫まっしぐらの鈴が付いている。

だがしかし
どこを見渡しても
鍵は落ちていない。

一応念の為
旦那に鍵の行方を
聞いてみる事にした。

すると
彼の回答は――

「ハァ!?
ワタシがキミの鍵を
失くすなんて有り得ナイ!!
あんなウルサイ鍵
持ってたら気付きマス!!」

――だった。

やはり
鈴の魅力に憑りつかれた猫達が
どこかへ持って行ったのだろう。

今度は30分を費やして
家中を捜索した。
犯人が猫ならば
鍵は必ずこの近辺に
潜んでいるはずだ。

しかし
鍵は見付からなかった。

なぜなら

帰宅した旦那が
持っていたから――


呆然とする私に旦那が言った。

「上司に『キミが歩くと
クリスマス的な音がするね♪』
って言われたヨ☆」


いや
キミが報告すべきは
ソレではない(真顔



せめてメールの1本でも
入れてくれれば
私はこのクソ忙しい
師走の30分を
無駄にする事なぞ
なかったのにな、と
空を仰いだ冬至の夜――








姑であるグラニーが夢を語ってくれた。どうやら身内でカフェをしたいらしい。そんなグラニーが我々にあてがった「人事」をお伝えしよう。【チハナ・モモカ】ケーキ作り職人【グラニー自身】経理【ホリー】洗い物係そして―なんだろう。釈然としない。まさかこの面子の並びで ...





姑であるグラニーが
夢を語ってくれた。



どうやら
身内でカフェをしたいらしい。

そんなグラニーが
我々にあてがった
「人事」をお伝えしよう。

【チハナ・モモカ】
ケーキ作り職人

【グラニー自身】
経理

【ホリー】
洗い物係

そして―







なんだろう。
釈然としない。




まさかこの面子の並びで
「義妹ジル」を表舞台に
ねじ込んで来るとはな。







風速50km/hの暴風雨を記録した日であり義妹ジルの結婚式の日でもあった12月5日の早朝――旦那はやはりランニングに出掛けて行った。追い風のお陰でとてつもなく早く走れたとの報告を受けた。クリスマスの朝もジムが閉館である事をボヤきながらランニングに出掛けた旦那 ...





風速50km/hの
暴風雨を記録した日であり
義妹ジルの結婚式の日でもあった
12月5日の早朝――


旦那はやはり
ランニングに
出掛けて行った。



追い風のお陰で
とてつもなく早く走れたとの
報告を受けた。


クリスマスの朝も
ジムが閉館である事を
ボヤきながら
ランニングに出掛けた旦那。

きっと
正月も走りに行くのだろう。

いや、出て行ってくれるのは
全く構わない。
むしろありがたい事である。


だがしかし
ホリデー中
毎日3時間おきに
「お腹減りマシタ☆」
と、食べ物を要求される
私の身にもなってくれ。

いつの日か
時給換算して
請求したいと思った
年の瀬の夜――






今年もグラニー邸でクリスマス・パーリー。グラニーから洋服のプレゼント。スコットランド感満載である。娘達の元にもサンタさんは来てくれたようでチハナ「パソコン」モモカ「平均台」をしっかとゲットしていた。私からのプレゼント。なぜか肘と肘がくっつく娘達。旦那はグ ...





今年もグラニー邸で
クリスマス・パーリー。







グラニーから洋服のプレゼント。
スコットランド感満載である。

娘達の元にもサンタさんは
来てくれたようで
チハナ「パソコン」
モモカ「平均台」を
しっかとゲットしていた。



私からのプレゼント。




なぜか
肘と肘がくっつく娘達。

旦那は
グラニーから3年連続

「XLサイズの服」

をプレゼントされ
「ワタシはMサイズデス!!
なぜ毎回XLなんダ!!」
と言う不満を漏らしていた。

そして私は
3年連続同じ苦情を
聞かされたと言う
そんなクリスマス―― 






この間、モモカ(11)が思春期ならではの相談事をチハナ(12)にしていた。それに対するチハナの回答は――だった。 ...





この間、モモカ(11)が
思春期ならではの相談事を
チハナ(12)にしていた。




それに対する
チハナの回答は








――だった。







娘達(11歳・12歳)と共にまったり過ごしていた土曜日の昼下がり――旦那が私に不可解な提案を持ち掛けてきた。その台詞10年前に聞きたかった(切実そんな旦那は本日誕生日。娘達の成長と共にそろそろ旦那にも成長して頂きたいモノだ。 ...





娘達(11歳・12歳)と共に
まったり過ごしていた
土曜日の昼下がり――

旦那が私に不可解な
提案を持ち掛けてきた。























その台詞
10年前に
聞きたかった(切実






そんな旦那は本日誕生日。




娘達の成長と共に
そろそろ旦那にも成長して
頂きたいモノだ。







チハナが花さん専用のお家を作った。大満足の花さん。そんな花さんはうすしお味らしい(真顔 ...





チハナが花さん専用の



お家を作った。












大満足の花さん。



そんな花さんは



うすしお味らしい(真顔







ふと、ソファを見ると何かいた。数分後――増えていた。 ...





ふと、ソファを見ると



何かいた。


数分後――




増えていた。







旦那がランチに「ゆで玉子4つ」を要求して来たので娘達の分も合わせて「6つの卵」を茹でた。すると旦那に6つとも喰われた。名言風に言われても。ちなみにサイド・メニューとして「モッツァレラチーズのフライ」を作った時(既製品なので温めただけだが)旦那と娘達が待つ ...





旦那がランチに
「ゆで玉子4つ」
要求して来たので
娘達の分も合わせて
「6つの卵」を茹でた。


すると旦那に



6つとも
喰われた。













名言風に
言われても。







ちなみに
サイド・メニューとして
「モッツァレラチーズのフライ」を
作った時
(既製品なので温めただけだが)

旦那と娘達が待つ食卓に
運んだ瞬間――

目にも留まらぬ早業で
フォークにチーズを
突き刺しまくり
各々の皿に運ぶその匠の技に

DNAって
怖いと思った(真顔


勿論、盛り付け皿は
あっと言う間に空っぽである。

お母さんは
チーズが食べれなかった事よりも
その薄っぺらい「家族愛」に

憎悪を覚えた。






土曜日の昼――娘達はグラニーに連れられて隣町のフェアへと出掛けた。そんな3人を見送った後私は1人気ままに道場へと向かった。2時間の空手レッスンから帰宅すると家中が焦げ臭かった。どうやら我が家の坊ちゃんが何かしら仕出かしたらしい。焦げたフライパンを見下ろし ...





土曜日の昼――

娘達はグラニーに連れられて
隣町のフェアへと出掛けた。

そんな3人を見送った後
私は1人気ままに
道場へと向かった。

2時間の空手レッスンから
帰宅すると


家中が
焦げ臭かった。



どうやら我が家の坊ちゃんが
何かしら仕出かしたらしい。

焦げたフライパンを見下ろしながら
ランチ位作って置けば良かったと
自責の念に駆られる私と――


一向に
見当たらない旦那。



今夜はランニング・クラブの
クリスマス・パーリーがあるので
それに向けて充電中なのであろう。


午後6時。
のっそり起きて来た旦那が

「コレ、お願いしマ~ス♪」と

ジーンズのアイロン掛けを
しれッと要求してきた。


せめて
パスタを茹で始める前に
頼んで欲しかった。



しかし私は出来る嫁なので
パスタが茹で上がるまでの
8分間でアイロン掛けを終えた。

楽しみにしていた
「うしおととら」を観ながら
娘達と
「たらこスパゲッティ」を頬張る。

なんとも至福の時である。


ただ――

「コレ、似合ってル?」

「服に猫の毛が付いてるから
コロコロで取っテー」

「ヒゲ剃った方が良いカナー?」

といった
旦那の合いの手さえ
入らなければな。


「ハッ!
バスの時間デス!
イッテキマス!!」


そう言って
玄関に向かった旦那だが

「ケータイがナイ!!」と言う
叫び声が聞こえるまでに
そう時間は掛からなかった。

いつもの事なので
娘達も動じない。
とらちゃんに夢中だ。


「オイ!!
ケータイがナイ!!
ミンナで手分けして
探すンダ!!」



お前は警部か。


と、心の中で呟きながら
「靴を脱いで自分で探す」
と言う選択肢がない彼の態度に
奥歯を噛み締めた。

もうすぐやって来る
「旦那の長い冬休み」が
恐怖でならないと感じた
師走の夜――







「日本の昔話」を選んだ生徒はチハナの他にあと3人いた。何気に全員男の子で密やかにウケた私がいる。その中の1人が真剣な眼差しでチハナに詰め寄って来たらしい。「日本の文化に興味があるんだ」「日本のアニメが大好きなんだ」エリックJr.降臨か。チハナは終始「フーン ...





「日本の昔話」を選んだ生徒は
チハナの他にあと3人いた。

何気に全員男の子で
密やかにウケた私がいる。

その中の1人が
真剣な眼差しでチハナに
詰め寄って来たらしい。

「日本の文化に
興味があるんだ」

「日本のアニメが
大好きなんだ」



エリックJr.
降臨か。



チハナは終始「フーン」と
つまらなそうに彼の話を
聞いていたらしい。

ちょっと待て、チハナ。

彼はこの片田舎で
「日本通を目指す」
なかなかのレア者だ。

我々は彼を
「エリックJr.」と賞し
手厚く保護する義務がある。

いつでも家に連れて来るがいい。

するとチハナは眉根を寄せて
こう言った。







アイツか!




ちなみに残りの2人は
「双子の片割れ」と
「もう一組の双子の片割れ」
と言う
なんともややこしい面子らしい。







金曜日の夜――職場の仲間とクリスマス・ディナーに出掛けた旦那の帰りを待つ事無く私は早々とベッドに潜った。なぜって次の日の土曜日は昼から2時間の空手コースが待ち受けていたからだ。四十路に突入して以来昼寝をしないと身が持たない私。がっつり8時間寝てやろうとア ...





金曜日の夜――

職場の仲間と
クリスマス・ディナーに
出掛けた旦那の帰りを待つ事無く
私は早々とベッドに潜った。

なぜって
次の日の土曜日は昼から
2時間の空手コースが
待ち受けていたからだ。

四十路に突入して以来
昼寝をしないと身が持たない私。
がっつり8時間寝てやろうと
アラームを8時15分にセットし
スヤスヤと眠りに落ちた。

早朝6時半
けたたましい騒音で
私は飛び起きた。

驚いたモモカも
リビングへやって来た。

「ママ、これ何の音?」

いや、なんだ。
私にも分からない!

寝起きで朦朧としていた我々は
ただただリビングでうろたえる。

よくよくあたりを見回すと

犯人は
私のスマホだった。


普段誰からも連絡がないので
全く耳にした事がなかった
着信音は
どうやら大音量で
設定されていたらしい(白目

見ると
旦那からの着信だ。

もしや
駅まで迎えに来いとか言う
電話ではなかろうなと
脅えながら応対する。


・・・もしもし?

『あ、モシモーシ?』

・・・はい。

『朝食に
ポリッジ(オートミール)を
食べたんダケドー』

まさかの
朝食メニューを
電話でご報告?


狼狽する私に旦那は続けた。
その内容を掻い摘んで説明すると

昨夜遅くに帰って来た旦那は
すでに早朝ランニングへ
出掛けたらしい。

そして
朝食にはポリッジを
食べたようだ。


だから
何なんだ!?



と、優しい口調で聞いてみる。


『コンロに火を掛けて
ポリッジを作ったんだケド
火を止めたかどうか
思い出せないんだヨネ☆』


なんだと!?


私は慌てて
キッチンに駆け込んだ。

幸い火はしっかと
消されていたので
一安心だったのが――

何かとモヤモヤが止まらない
早朝6時半の出来事だった。



ちなみに
騒音にひるむことなく
眠り続けたチハナを見て――

「旦那とチハナが
2人暮らしを始めたら
家は早々に
焼け落ちるんだろうな」

とか思った
早朝6時半でもあった。