チハナ(16)は
妹モモカ(15)に
スイーツや洋菓子を
頻繁に買い与えては
喜びを感じている。

母はそれを見る度
「妹を太らせる気か?」
「根っからのフィーダーか?」と
不安になる(真顔

この間も
学校帰りにジャムドーナツを
購入して来ては意気揚々と
モモカ部屋のドアをノックした。

しかしその日は
ドーナツ気分でなかったようで
モモカはそのまま
それらを放置してしまった。

数日後――

賞味期限切れのカッチカチ
ドーナツを発見した私は
躊躇なく庭に放り投げた。

2分と経たぬ間に
我が家の常連である
カラスのツガイがやって来た。

実は密やかに
オスは「ハク」でメスは「コク」と
名前を付けて可愛がっている事を
ここに白状しよう。

ちなみに「ハク」は
巣立った時から知っているので
いわば「近所の子」
みたいな感じである(微笑

両親は普通に黒いカラスだったが
ハクとその兄弟2羽は
白い羽が混じっていたので
個体の区別は簡単に付いた。

それから3~4年は
両親らしきカラスが
ウチに来ていたのだが
その子供たちは
めっきり見かけなくなった。

だがしかし
ここ2年は両親の代わりに
ハクとその嫁さんが
やって来るようになった。

世代交代であろうか(切実

ちなみに猫動画や猫写真に
写り込んでいるカラスは
このハクとコクである(真顔



ジャムドーナツを見付けたハク。




味見。




ドーナツを運ぶハク。


これを見たコクは
ドーナツが危険物で無い事を
確認したのだろう
残ったもう1個をくわえ
大空へと飛び立った。

――が、しかし
私は目撃してしまった。

コクちゃんが
お向かいの雨樋に
ドーナツを
ツッコんでいる所を
(衝撃)



詰まったらどうするんだ!?
いやだがしかし
カラスは頭が良い子だ。
隠した所は忘れまい。

数分後――



回収にやって来た。










置いて行くのかね?



「屋根にジャムドーナツ」
そこそこシュールだな(真顔



◎子ガラス◎



今年は3羽の子ガラスを
連れて来た(可愛い




なんか増えた!と思ったら
別のご家族も来ていた。




カラス・ライン!



ちなみに
手前にいるチェリーは
ネズミを喰らい中(真顔