12日――

娘達を学校まで迎えに行くと
モモカがおもむろに問うてきた。

「ママって喘息持ちだよね？
もしかしてモモカもかな？
先週あたりから
体育の後や笑った後に
咳が止まらなくなるんだよね」

風邪の延長戦かも知れないが
ちょっと心配になったので
ホームドクターの予約を取るべく
車を診療所へと向かわせた。

秘技
直接予約である（真顔

自ら予約を取りに行ったモモカが
予約票片手に戻って来るまで
2分と掛からなかった。

予約は取れた？
出来れば学校終わりが
良いんだがな。
何時だった？

すると
薄ら笑いを浮かべながら
モモカは私にこう言った。

「予約時間は
学校が始まる前
なんだけど・・・」




そこそこ
重症なら
死んでるわ
（能面）


・・・相変わらずエグいな
ホームドクター・・・

他のドクターは
空いてないのかね・・・？


「モモカのホームドクター
辞めちゃったんだって。
だから今度から
新しいドクターなんだ」

へぇ。
新しいドクターの名前は？

「・・・・」




うん。
読めねぇな
（真顔）












お会いするのが
楽しみだ（微笑



◎モモカネイル◎