20日はチハナの誕生日である。

が――



思いっきり
病院の予約が
入っている(真顔



入院していた病院とは
また違う病院で
(最寄り駅は同じエジンバラ)
前回初めてチハナと
この病院へ向かった時は
電車とタクシーを乗り継いで
2時間弱掛かった(真顔

ちなみに帰りは
バスで駅へ向かおうと
病院前のバス停を
あっちへウロウロ
こっちへウロウロしていたならば
見かねた日本人女性が
声を掛けて下さった。

その方は専門職を持たれた
病院のスタッフさんだったのだが
気さくに話しかけて下さった上
十分な小銭を持っていなかった私に
運賃をカンパして下さった(号泣
(エジンバラのバス運賃は
ピッタリ払わねばならないらしい)

私はエジンバラ砂漠で
女神に会った(アーメン


ついでに
降りたバス停から駅まで
誘導してくれた。

まさしく
これが神対応(後光


あの時は
本当にお世話になりました(合掌


さて、バースデー・ガールの
病院予約の話に戻ろう。

16歳の誕生日に
移動だけで4時間を消費するのは
ちょっと可哀想かなと思い
私は旦那に打診した。

チハナの誕生日に
病院予約が入ってるんだが
連れて行ってはくれぬか?
車なら1時間ちょいで
着くであろう?

それに関する
旦那の返答は――






なぜ
嘘をつく?
(能面)




私が把握している範疇でも
去年のマラソン遠征は

海外3回
国内6回。


「大学に行く」と言って
出掛けたのは
大きく見積もって
1回あるかないかである。

もしや記憶障害でも
起こしているのではなかろうかと
不安に陥りながら
私はしばし
無言で亜空間を見詰め続けた。

すると
嫁のタダならぬ様子に
何かしらを察知した旦那は――






失礼だな
(真顔)