ある日の夜――
夕飯の片づけをしていると
突如旦那がバックパック2つを
私に差し出して来た。


これはきっと――


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結局私が
受け取るヤツ!やむを得ず手を差し出してみるも
次の瞬間私は最上級の怪訝顔を
旦那に突き付ける事と相成った。
バックパックが
大量のホコリと猫の毛で
覆われていたからだ。私はあからさまに
バックパックの受け取りを拒否し
旦那に退去命令を下した。
さすれば――

徹底的になじられた。キッチンにホコリはいらねぇ。
て言うか
なにゆえ手渡しを強要する(真顔
つづく
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