旦那がどこへ行ったか
何しに行ったか
いつ帰って来るかよりもーー

アイロン掛けるお父様を見付けたチハナ



イッテキマースと旦那

アイロン付けっぱなしで

アイロン付けっぱのまま
出掛けちゃう父親の方が
遥かに気になったチハナ。



きっと
それが通常なのやも知れぬ。

だがしかし
「アイロン付けっぱ」なぞ
プロの飼育員(ダッダ鳥専門)には
取るに足らない事例である。

そんなアイロン案件に関し
飼育員として気になる事を
ひとつ述べろと言われたならばーー

アイロンを掛けた服が必要すなわち

ゴキゲンにホテル泊か?

ーーで、あろうか。


ならば我々はーー

今夜はデリバリーにしようぞー

ーーで、ある。


そんなこんなで
金曜日の午後5時に家を出た旦那は
土曜日を通り越し
日曜日の午後2時に帰宅して来た。

旦那は家族の誰にも
どこで何をしていたのか語らないし
家族は家族で彼に何も訊かない。

タダイマーおかえりー

立ち去る旦那

それが
我が家のしきたり。




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