8月上旬ーー

私の車が車検中だったので
私は旦那のバンを駆使して
家族の送迎に励んだ。

午前8時前ーー

バン運転するホリー

「旦那様を職場まで
お送りする業」終了。



午前10時半ーー

モモカ(20)を
バイト先まで送ろうと
娘達(チハナはカフェ客専)と
バンに乗り込んだ。

その道中ーー

なぜかバンの窓が
閉まらなくなった(焦



窓を5cmほど開けたかっただけなのに
ボタンから指を離しても
ズイズイと窓は下がり続け
下り切った窓は
ボタンを上げても押しても
一向にのしあがってはくれなかった(涙


気温16度の小雨の中
運転席の窓全開で
10分間
ひたすら続く一本道を走り続けた
私はこの日ーー

Tシャツ一枚だった己を
心底呪った(震



窓が閉まらないので
折角寄ろうと思った
モモカのお店も断念(無念

結果
カフェるのを楽しみにしていた
チハナ(21)は
ちょっと寒いだけのドライブに
付き合わされただけだった(薄笑


帰り道ーー

チハナに頼んで
仕事中の旦那に入電して貰った。

その理由は勿論ーー

窓の閉め方教えて〜

これについての
旦那の回答はーー

ガッとしてから引き上げます

・・・だってさ

よー分からんわ!


感覚的にガッと押して
ガッと上げても
窓は微動だにせず(白目


寒さに耐えかねた私は
もう一度
チハナに電話をかけて貰った。

その理由はーー

職場に行くから直せ

奇しくも
旦那の職場は
モモカのバイト先と
自宅の間にある!



5分と経たぬ間に
旦那の職場に到着。

外で良い子に待っていた旦那に
運転席を開け渡すと
彼は躊躇なくガチャガチャと
窓の開閉ボタンを
まさぐり始めた。

そんな旦那の
修理法を見て私は思った。

窓のスイッチ

絶対無理やん?


そして旦那は
無事に窓を閉め終えると
颯爽と去って行った・・・

そんな父親の背中を見送りながら
チハナはこう呟いた。

と様って働いてるのかな?

思いの外
簡単に呼び出せたしね(笑




一応
職場にはいた!