モノマネ芸人が
人名を挙げられると
即座にモノマネが出来るかの如く
ウチの旦那は人名を挙げると
即座に悪口が出るという
特殊なスペックを持ち合わせている。

例えばそれが
「リンダ」だとすると

「一度捕まるとズ~ット
飼い犬の話をされマース。
つまらないデース。
そして毎回
近所のゴシップを伝えて来マース
全部どーでもイイデース。
暇なんでスネー」


「2軒隣のおばあさん」では

「話が死ぬ程ツマラナーイ。
それなのにノンストップで
ズ~ットしゃべり続けマース」


等々
ご近所さんを筆頭に
ジョングランパや親族の
人名を挙げるたび
旦那から繰り出される
軽やかなる悪口に
私の会話はしばしば中断される。

そして私は思い出す。
あれは帰国前の事だった――

グラスゴー空港で
ケイティに何か問題があっては
大変だと思い
私はケイティママに空港まで
送ってもらうよう打診した。

即座にケイティママが
快諾してくれたので
私はその旨を旦那に報告した。

ケイティママが
我々を空港まで送ってくれるので
キミは送らなくていいぞ。
良かったな!

すると
旦那の返答は――






いや
彼女は
お前と違って
ナビなしで
空港に行けるぞ。



一瞬
「送迎職」を奪われ
嫉妬に駆られているのかと
思わせるその言動だが
他人を酷評する事を
小粋だと勘違いしている
彼にとって
これは誰にも止められない
生理現象なのだろう。

なんだか色々と
やるせなくなったので
私は思わず娘達に告げ口した。









悪口
ダダ洩れ(真顔




おかげさまで
旦那の悪口を活字で綴り
全世界へ向け発信する事に
何の抵抗もなくなった(微笑