旦那が私にこう言った。






自分で
ググらせろや(真顔



ググって楽しむのも
旅の醍醐味であろう。

そもそも
「横浜」には一度しか
行ったことがないので
私的には管轄外である。






ならばお前が
ググったれや(真顔



英語のサイトなら
お前がググろうと私がググろうと
結果は同じだ。
世間はそれを二度手間と言う(真顔

それに申し訳ないが
私にとっては会った事もない
「旦那の前の職場の
退職した元ボス」や
縁もゆかりもない「野毛」という
ワードを突き付けられても
全くもって
「やる気スイッチ」が入らない。

「YOKOHAMA・NOGE」で
検索掛けたら
なんでも出て来るだろうよ
このご時世(ぼそっ

そう呟いた私に
旦那はこう断言した。






横浜観光大使だとでも
思っているのか?(真顔



この16年間
英国で引き籠り生活をしている私が
横浜を網羅していたら逆に怖かろう(白目

憔悴しきった私に
旦那はこう畳み掛けた。






3万件程送信して
やろうかな(真顔



とりあえず
英語バージョンのサイトがある
「ぐるナビ」で
野毛のレストランを5件程
横浜のレストランを3件程
横浜中華街や観光スポットの
英語サイトを送信してみた。

我ながらあっぱれな仕事をしたと
自負していると
それらを受け取ったのだろう旦那が
リビングに乗り込んで来た。






そこそこ本格的な
HPが出来上がるわ(真顔



温泉検索を追加された上
まさかのエリア拡大に
動揺させてもらう間もなく
新たな課題を命ぜられた。






それ
旅行会社の仕事(真顔



ならばせめて
「エリア絞り込み」「ボスの食の好み」
そして
「ラグビー以外で日本に求めるモノ」
を教えてくれと懇願したならば

旦那に
「面倒デス・・・」と
心の扉と自室の扉を
閉ざされた(能面


私にはボランティアの範疇を超える
仕事量を勝手に持ち込んで来るが
ヤツがお手伝い出来る事は

「転送」のみらしい(呆