旦那の次なるターゲットは
やはりチハナ(15)であった。

6月末から
シニア(高校レベル)になる彼女は
選択科目をもっと絞り込み
その学問を専門的に
学ばねばならない。

チハナが選択肢に選んだのは
「フランス語」と
「生物学」である。



頼むから教えてくれ。

一体何が正解?
(真顔




自身が興味ないモノは
きっとすべて却下なのだろうが
とりあえず、チハナの夢は
「生物学」の研究員
からの~大学教授なので

「生物学」を諦めたら
そこで試合終了
となる(真顔


旦那とチハナの
「生物学」を巡る
一進一退の攻防戦。

その結末は――



まさかの
試合放棄(微笑




野党の如く
反対ばかりしないで
しっかと対抗政策を
提示すべきである(真剣