ドジョウが死んでしまった。

前回同様
白いカビらしきものに全身を覆われ
隔離する間もなく
次々と召されてしまった。

その日は、悲しさのあまり
何も手に付かなかった。

もう、感情移入してしまう
ドジョウを飼うのは
止めようと心に誓う。

しかし、46ℓの水槽に
たった2匹の大和エビとなると
それはそれで
なんとも寂しい・・・

その上
日中は隠れている事が多いので
誰がどう見ても

何もいない水槽(真顔

チハナ曰く、大和エビも
群れを成す生き物らしく
いつまでも2匹と言うのは
可哀想だという事で
我々は急遽新たなる仲間を
購入する事にした。


いつものペットショップでは
陽気なお兄さんが
対応に当たってくれた。

大和エビを欲する我々の為に
彼は華麗にエビ達をすくい上げ
手慣れた様子で
水の入った袋に小さな彼らを
次々に移し入れる。

――と、次の瞬間
お兄さんが小さく
「OH!」と呟いた。

どうやら袋の中に
グッピーの赤ちゃんが
混入したらしい。

「アハ!もう面倒だから
このまま持って帰ってよ☆」

なんだか
よく分からないが
エビを購入したら
もれなく
グッピーの幼魚が
おまけで付いて来た
(真顔


喜ぶ娘達と困惑する私に
眩しい笑顔を向けながら
お兄さんはこう言った。

「エビ達同様
このボブ
大切にしてあげてね☆」

ちょっと待て。
お前が名前を
決めるのかね?



そんなこんなで
勝手に「ボブ」と命名された
通称「ボビー」は
我が家の水槽でスクスクと成長。

3週間後には
すっかりグッピーらしくなった
ボビーに――


うっかりガッツリ
感情移入(真顔



ひとりぼっちのボビーに
友達を作ってあげようと思うのは
自然の流れであろう――

とりあえず
旦那にその旨を伝えてみた。


ホリー/旦那







我が家に来た頃のボビー(約7㎜)




3週間後のボビー(約1.5㎝)



とりあえず
そんな旦那の夢と希望は
チハナがバッサリ一刀両断(微笑