手術当日――

さすがの旦那もこの日ばかりは
ランニングに出掛けなかったので
なかなか出来た子だと
一同感心してみる。

お陰で我々は彼の運転で
病院まで連れて行って貰えた。


午前10時半――

病院入り。

初めはソファで
まったりしていたのだが
お昼を過ぎた頃
我々は
ベッドがここぞとばかりに並ぶ
巨大な手術待合室へと通された。

ドラマでは
だいたい
個室なんだがな(真顔


などと
勝手な想像が脳裏をよぎる。

チハナは看護師さんに手渡された
独特なワンピースに着替え
安定剤を飲み
ストレッチャー兼ベッドに
横たわった。

そして我々に
規定外の出来事が勃発した――


まさか
その精神安定剤で
爆睡されるとは(真顔




本来患者の手を握りながら
手術室の手前まで両親が見送り
麻酔をかける所まで一緒に
いられるらしいこの病院。

しかし、我が家の場合

ご本人
爆睡中(白目


ストレッチャーベッドで
カラガラ移動するも
全く目を覚ます気配もなく
さすがの看護師さんも失笑し始めた。

うっかり、手術室に到着。

麻酔医が微笑む。

「アハ!よく寝てるね。
でも大丈夫!!
この針が刺されば
さすがに起きるよ☆」

そして、チハナの手の甲に
ぶっとい針が差し込まれる――


先生!(挙手
起きませんっ



まさかの事態に
動揺する我々一同。

私は娘に
「頑張ってね」も
伝える事が
出来ぬのか(真顔


困惑した麻酔医と看護師に
「挨拶できないみたいだから
とりあえずキスでもしとこうか」
と、促される。

だがしかし

「いや、結構です」

と、うっかりサクッと
拒否してしまった(反省

麻酔医と看護師さん的には
想定外だらけの
手術5分前と相成った――



午後6時――

執刀医のドクターから

「手術成功したよ!
チハナが目覚めたから
1時間後に
彼女を病室に連れて行くよ」

という電話が
モモカに入る(真顔


両親が揃って
鎮座していると言うのに
13歳児が主治医の電話に
対応するという異常事態に
ただただ恥ずかしさだけが
込み上げた(白目


午後7時――

チハナとの感動の再会は

モルヒネ漬け
だった(真顔


超ご機嫌のチハナが
「あはは☆全然痛くな~い☆」と
ヘラヘラしているのが

逆に怖かった(真顔



チハナの病室の
ハロウィン・デコ↓







いや、骸骨て(真顔



午後8時――

病院をあとにするも
旦那が駐車場代をケチって
2km先に路駐していた。

お陰で我々は
なぜか近道だという
墓地の間を
ひたすら歩かされた
(真顔







不在であるチハナのベッドを
独占中の花さん。