数年前から実家の車を
処分しようかどうか
ジイジ抜きで話し合って来た。

なぜ、ジイジ抜きかというと
ご自分は入院中であるにも関わらず
「ワシはまだ乗る。
オイル交換しとけ」などと
のたまうからである(真顔

だがしかし
今年バアバは
70歳という大台に乗る。

ほぼほぼ乗らない
車の維持費。
高齢者ドライバー。


もはや
大枚をはたいて
凶器を保持しているだけだ(真顔

この先
何のメリットもないと
結論付けたバアバは
ついに先月車を処分した。


その2週間後――




バアバの姉が
やりよった。






伯母が突っ込んだのは
パチンコ店ハリウッド。

ご本人からは

「ブレーキとアクセルを
踏み間違えた」


という
定番の供述を得られた。


伯母76歳。
本人は少し首を痛めたらしいが
ケガ人は出さなかったとの事。

田舎住まいである為
車のない生活は不便なので
彼女はこれからも
車に乗り続けるだろう。

自動運転技術の完成を待つより
オートマチック車から
マニュアル車に乗り換えた方が
この踏み間違えの事故は
格段に減りそうな気もする――