完全にやさぐれていた私だが
大いにやさぐれている
CAさんを目の前に
突如怯えモードへと
切り替わった私――
この異変に気付いた乗客達が
徐々にざわつき始めた。
何度となく
その青年(推定18才)の隣に
座っているおばさまと目が合う。
お互い、やんごとなき事情を
一部始終見ているだけに
いささかやるせなくなる。
いや、それよりも何よりも
友人の不調に
小慣れた感満載の
隣の青年から
密やかに目が離せない。
きっと、しばしば起こりうる
現象なのだろうと目を細める。
もはや、友人というよりも
付き人と化した彼の
巧みなスピーチと行動力に
感銘を受けながら
明日の4コマ漫画へと続く――
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