シャワーを終え
キッチンへ入ると
グツグツと何かが煮えたぎる鍋を
発見してしまった。

慌てて火を消すと



茹でまくられた
タマゴが現れた。




夜食用にと
旦那が茹でたのだろうが



すでに私も
茹でていた。




いや、そんな事よりも――

私の日本帰国中
よくも家が
燃え落ちなかったものだと
感銘すら覚える。