◎DAY1~DAY2◎


8月6日 午後7時半。

遥々ドイツはミュンヘンから
トモずきんとサラちゃん(4)が
遊びに来てくれた。

ホリー絵日記

私達とは初対面の
サラちゃんだったが
すぐさま娘達と
打ち解けてくれて安心した。

ホリー絵日記

落ち着いたところで
トモずきんには
我が家で起こりうる
事態を説明しておく事にした。

ホリー絵日記


旦那が無類の
ネットショッピング・マニアの為
毎朝恒例のごとく
郵便局員からサインを求められる。



次の日の朝――

ホリー絵日記


やはり早朝から起こされる。
トモずきんに
伝えておいて良かった。

だがどうだろう。
今朝はノックが激しい。
その上、まだ午前5時だ。

子供達が起きたら可愛そうだ。
なんて思いながらドアを開けると
どうだろう――

ホリー絵日記



$ホリー絵日記

ポストマンならぬ
ポリスマン!




動揺が隠せない私に
警察官はこう言った。

ホリー絵日記



$ホリー絵日記

なんだと!?



ホリー絵日記

とにかく
全員を叩き起こし
外へ非難する事に。

家を出る瞬間
旦那が用意していた
トーストが「チン」と
出来上がったのを
トモずきんは見逃さなかった。

旦那の出勤30分前の出来事であり
トモずきんとサラちゃんが
我が家へ足を踏み入れてから
10時間も経たない間に
起こった事件である。

ホリー絵日記

東洋人の多さに警察官も
動揺を隠せない。



その後すぐ
出火した家に住む
おばあちゃんと彼女の愛犬
ハムレットの無事を
確認する事が出来たので
ご近所一同一安心。

後は
我が家が燃えない事を
祈るばかりだ。

てか
江戸時代なら間違いなく
我が家は
叩き潰されていただろう。


午前9時――
ようやく鎮火。

我々はもう一つの心配事であった
猫達を探しに急いで家へ戻った。

猫達はきっと開けていた窓から
避難しているに違いない。
そう信じて家中を捜索してみた。

すると――

$ホリー絵日記

ベッドで爆睡。



$ホリー絵日記

燃え尽きた
隣の家を見て私は思った。



ホリー絵日記



ホリー絵日記

その日のニュースに
この火事が報道され
沢山の人々が訪れた。

トモずきん、サラちゃん。
渡英10時間で衝撃を
与えてしまった事を
ここにお詫び致します(涙



$ホリー絵日記

お風呂上りに
韓国風タオル巻きのサービス。