家の裏手は更地である。
 
チハナ(4)とモモカ(3)は
日課の如く
柵を乗り越え遊びに行く。



その更地には、
水溜りあり・砂山あり・材木の橋ありと
子供達にとっては立派な
アドベンチャー・ワールドである。
 
いつもは
小一時間程帰って来ないモモカが
すぐさま戻って来たかと思うと――
 

救助を求めて来た。
 
すぐさま
レスキューに向かった私は

 
目を疑った。
 
 


何か




付いてる。




↑ その「何か」


 

 ↑ 更地と 「何か」

 

きっと下水管(真顔