人口約4千人のこの町には
信号の設置場所が3ヵ所しかない。
内2ヵ所は
幅の狭いアンティークな橋を
通行規制する為に設置されている。
この2ヵ所は
少し離れた郊外にあるので
使用頻度は極めて低い。
町中で
唯一信号機が設置されている場所は
警察署前の十字路である。
(ちなみに信号のない交差点は
ラウンドアバウト(環状交差点))
町の住人は必ずと言って良い程
この信号を渡る。
なぜなら
この信号の奥に
激安スーパーと大手スーパーが
あるからだ(真顔
ゆえにこの十字路は
いつ何時も混雑している。
立地的には
左手に激安スーパー
右手には警察署→肉屋→
大手スーパーの駐車場
→大手スーパーと続き
一番奥は再び
だだっ広い駐車場となっている。
その先は線路なので
事実上行き止まりとなる。
さて
前説が長引いてしまったのだが
私が言いたい事はただひとつ。
この十字路を混雑させている理由が
すげぇ気に喰わないと言う事である。
それは――
肉屋の奥に大手スーパーが出来る
15年程前までは
その肉屋のちょっと奥で
行き止まりとなっていた
ワケなのだが――
今では
徒歩10秒の場所に
山程駐車場が
あるにも関わらず
アップデートに失敗した
昔気質の人間が
未だ肉屋の前に
駐車しやがる。
と、言う事である(真顔
なぜ私がこんなにも
イライラしているかと言うと――
スーパーから車で家路に就こうと
十字路で信号待ちをしていた時
目の前の車が青になっても
なかなか発進しないという
出来事に遭遇したのだ。
何事かと思いきや――
その運転手
指示器もハザードも
出す事無く
飄々とドアを開け
堂々と肉屋に入って
行くではないか(衝撃
思わず漏れる舌打ちの嵐。
私はハンドルを切り
ギアをバックに入れてみた。
――が
微塵も動く事が出来なかった。
なぜって
後方の車がベタ付け状態の
無人状態だったから(白目
肉屋の前で
うっかり身動きが取れなくなった
私は焦った。
前後車の買い物が終わるまで
大人しく待つべきか。
または
死ぬ程ハンドルを切りつつ
脱出するべきか――
3分後――
私が静かに前者を選んだのは
肉屋前に停車した私を含めた3台を
後方に列をなしていた車達が
とめどなく追い越しを
仕掛けて来たから(涙
◎具体例◎

↑肉屋前の駐車車両
別に駐車禁止ではないので
致し方ないのかも知れないが

せめてもっと
寄せんかい(真顔
◎おまけ◎
この記事を書き上げてから
数週間後――

遂に肉屋の前は
駐車禁止エリア
になった(嬉々
ここの路駐に
イラっとしていた人間は
私だけではなかったようだ(微笑