車道に隣接する表庭で
タンポポを引っこ抜いていたら

誰!?(驚
首輪をしているので
きっと近所の仔であろう。
(そもそもこの町に野犬はいないが)
とりあえず
我が家には猫が2匹いるので
この仔には大人しく
お引き取り願わねばならない。
なんて事を
暢気に考えていたならば
突如コヤツは
まったり花さんに
まっしぐら(狼狽
慌てた私は
裏庭で日光浴をしているモモカを
大声で呼びつけた。
モモカ大変だ!
見知らぬ仔が
花さんを襲っている!
手を貸してくれ!
この仔を追いかけ駆けずり回る
モモカと私。
そうこうしてる間に
花さんは裏庭へと駆け込み
フェンスを乗り越え逃げ切った(安堵
だがしかし
我々には仕事が残っている。
この仔を捕獲し飼い主の元に
返さねばならない(腕まくり
そんなこんなで
リード代わりのロープを
探していたのだが
そうこうしてる間に
逃げられてしまった(無念
そんな大捕物未遂事件にて
すっかり疲労困憊した私に
チハナがサクっとこう言った。




高みの見物やん?
(白目



なんだろう
物凄く恥ずかしい
(真顔
それから
しばらくして――

戻って来た!
猫達を家の中に避難させた後
大捕物再開(鼻息
だがしかし
すばしっこいこの仔を
素手で捕獲するのは至難の業。
早い時点で事実上の捕獲を諦め
首輪のネームプレートを
撮影すると言う
デジタル的捕獲に移行したモモカ。
そこには
この仔の名前であろう「ジューク」と
飼い主のモノであろう電話番号が
きっちり刻まれていた。
モモカがすぐさま
飼い主に電話を掛けるも
その間にジュークには再び
逃亡されてしまった(疲
ジュークの追跡をモモカに任せ
家の前で待機していたならば
飼い主であろうオジサンが
満を持して登場。
ジュークの逃走経路を
告げるまでもなく
犬達のガチ喧嘩が
聞こえて来た(薄目
目撃者モモカ曰く
「ジュークが散歩中の犬に
アタックしてたよ・・・
お蔭で飼い主さんに
『コレ、あんたの犬!?』
って怒られたよ・・・」
との事(能面
次の日――
ジュークの飼い主さんから

チョコとカードを
頂いた(合掌