チハナと

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リンゴを


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収穫した。


ご近所さんに配り終わると
手元に残った紙袋は
グラニー用だけと相成った。

(ちなみにダンボールには
チハナ用のリンゴがたっぷり。
リンゴと言っても生食用ではない
クッキングアップルなのだが
そんな事チハナはいとわない(真顔)

グラニー邸には
月曜にでも持って行こうと
リンゴが溢れんばかりの紙袋を
廊下に置いていたならば――

あっち旦那1

珍しく
旦那からの打診(驚



私は彼に最大限のお礼を述べ
盛大にマミーの元へと送り出した。

旦那のバンがけたたましい
エンジン音を吹かせながら
遠ざかって行くのを
ぼんやりとリビングから眺めていると
急停車したバンから
旦那が飛び出して来た。

きっと
リンゴを忘れたのだろう
(薄目


靴を履く時
玄関先に置いた紙袋を
そのまま放置し
バンに乗り込んだのだろうと
私の灰色の脳細胞は
瞬時に解明してみせた。

案の定
玄関までやって来た旦那が
踵を返した時
その手には紙袋がぶら下がっていた。

やれやれと肩をすくめながら
キッチンへ向かうと
そのタイミングで
チャイムが鳴った。

ご近所さんだろうかと
玄関へ向かう私の目に
飛び込んで来たるは旦那の影(薄目

やれやれパート2と
ドアを開けるや否
旦那が吠えた。

怒る旦那543

怒る旦那544

漫画やん(微笑


ほくそ笑む私に
ちょっとキレた旦那は
横柄な態度で
ビニール袋を要求して来た。

しかし――

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ひたむきな努力を
垣間見る事が出来たので
許してやろう(菩薩




漫画だったら
白ワンピの美少女がリンゴ片手に
「落ちてましたよ♪」と言う
展開になるのだがな(残念

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収穫後のリンゴの木。